着物着付け専門用語– category –
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【着付専門用語】裾除け(すそよけ)
裾除けは、和装において、着物の下に着る薄手の布のことを指します。主な役割は、着物の裾が地面から跳ね上がる汚れや埃を防ぐことと、裾摺り(裾が地面を摺ること)による摩耗や破損を防ぐことです。また、裾除けの存在により、歩く際の動きが滑らかにな... -
【着付専門用語】紋入れ(もんいれ)
紋入れは、着物や羽織などの和装における家紋(家族や家系を表すシンボルや紋章)を施す行為やその結果を指します。和装に家紋を入れることで、その装いがフォーマルなものとして認識されるようになります。 以下、紋入れの特徴や関連情報について詳しく説... -
【着付専門用語】丸帯(まるおび)
丸帯は、着物を着る際に腰回りに巻きつける帯の一種で、特にフォーマルな場面で使用される帯の中でも上位に位置するものです。名前の「丸」とは、帯の両面が絞りや織りの装飾が施されており、その断面が「丸い」という特徴から来ています。 以下、丸帯の特... -
【着付専門用語】半衿(はんえり)
半衿は、着物や浴衣の首元につく、襟の部分の裏側に縫い付けられる細長い布のことを指します。主に、着物の襟元が直接肌に触れるのを防ぎ、汚れや摩擦から守るための役割を果たします。また、見た目の美しさを保つためにも重要な部分となります。 以下、半... -
【着付専門用語】巾出し(はばだし)
巾出しは、着物の裾や袖の部分において、布を折り返して見せること、またはその折り返された部分のことを指します。具体的には、袖口や裾の部分を長さを調節する目的や、デザインとしてのアクセントとして、一定の幅で内側に折り返し、縫いつける方法です... -
【着付専門用語】羽織(はおり)
羽織 (haori) は、日本の伝統的な上着で、主に着物の上に羽織るものとして知られています。男女ともに使用され、冷えを防ぐだけでなく、全体のコーディネートを引き締める役割も果たします。美しい装飾やデザインが施された羽織は、正装やパーティーなどの... -
【着付専門用語】道中着(どうちゅうぎ)
道中着は、日本の伝統的な外出用の衣装で、特に旅行や移動時に着用されるものを指します。かつて、旅館や宿に泊まる際や、長距離を移動する際に身につけていたのが典型的な用途であり、現代ではその歴史的な背景や美しいデザインから、特定の行事や趣味の... -
【着付専門用語】付下げ(つけさげ)
付下げは、日本の伝統的な女性の正装として用いられる着物の一つです。主に、未婚の女性や若い既婚女性が格式ある場や行事で着るものとして知られています。付下げのデザインや特徴は、格式や格式を重んじる場に相応しい、上品で華やかさを持っています。 ... -
【着付専門用語】縮緬(ちりめん)
縮緬は、日本の伝統的な織物の一つで、特徴的なシワや縮れた質感が美しい布地を指します。この名前は、織りながら糸を縮ませる技法から来ており、縮緬独特の凹凸のある風合いを持っています。 以下、縮緬の特徴や使用について詳しく説明します: 織りと質... -
【着付専門用語】伊達締め(だてじめ)
伊達締めは、着物を着る際に腰の部分に巻き付ける細い帯のことを指します。主な目的は、着物の襟元や裾のラインを美しく見せるための調整や、腰の部分を固定して着崩れを防ぐためです。 以下、伊達締めの特徴や使用方法について詳しく説明します: 機能性:...