【着物の着付け必要なもの】ない場合の代用可能なものも紹介

着物を着る時、着付けてもらう時、何が必要になるのでしょうか？
着物を着付ける時や着付けて貰う時に、必要なものが揃っている時、いない時、
どんな影響があるのでしょうか？

この記事では、着付けに必要なものを説明します。

着物の着付けに必要なもの

着物の着付けに必要なものには何があるでしょうか？

着物、帯、長襦袢（半衿の付いた物）帯揚げ、帯締め、帯枕、帯板、腰紐3～5本、伊達締め2本、足袋、裾除け、肌襦袢です。
この他に、衿芯、体型により補正用にタオルや綿、ガーゼ等が必要になります。
下の画像にはありませんが、コーリンベルトは着慣れない方にとってはあると安心です。

実際のお出かけ準備には、姿見など全身を写す鏡も欲しくなりますし、草履も必要です。

必要なものが揃っている時

着物の着付けに必要なものが全て揃っている時は安心して着付け始める事ができます。
また万一、自分で着る自信が無く、プロに依頼する時もそのまま持って行けるので安心です。

先ほど書いた、着物の着付けに必要なもののうち、肌襦袢と裾除けは着物用のスリップに替えて準備する事もあります。

必要なものが揃っていない時

着物の着付けに必要なものがない時には、身近なものが代用品にできます。

しかし、着付けに絶対に必要なものもありますので、紹介していきます。

着付けに使える身近な代用品

裾除けの代わりにレギンスやステテコを使ったり、肌襦袢の代わりにタンクトップや衿ぐりが大きめのＴシャツ、冬はヒートテックなどを使って代用可能です。

着物スリップの代用でシルエットに響かないシンプルなデザインのスリップやキャミソールでも代用できますが、繰り返し着る予定があるようでしたら和装用の下着を揃えておいた方が長襦袢や着物を着易いです。

絶対にないと困るもの

着物の着付けに絶対にないと困るものもあります。

これらのものが絶対に必要になります。

では順番に解説します。

着物・長襦袢・帯・帯揚げ・帯締め

着物、長襦袢（半衿がついたもの、着物と袖丈・裄が合うもの）、帯、帯揚げ、帯締め、は表に見えるところなので必ず必要です。

足袋

また、足袋（草履も同様）は、足に合ったサイズの物をと当日に探しても見つからない場合もありますので前もって揃えておく必要があります。替えのきかない物は当日までに必ず用意しましょう。

足りないものがある時には

プロに依頼した場合、当日足りない物が判明した時には代替えになるもので対応して貰える事もあるかもしれません。ですが、それはお客様のお出かけを可能にするための苦肉の策です。

予めご用意くださいと言われた物を用意せず、万一代用出来るものが無い場合、お出かけに間に合わない心配もあります。前の着付師さんは何とかしてくれた…等と言ってもどうにもなりません。ゆとりをもって準備される事をお勧めします。

着物の着付けに必要なもの・まとめ

自分で着る時も、着姿の安定や、安心感を考えると、前日までに準備される事をお勧めします。自分で着る練習を始める方なら尚更、揃えておきたい物です。
洋装の物と違い、当日急いで購入しようとしても間に合わない場合がありますので、早めに準備しましょう。