【着物着付け専門用語】一重太鼓(ひとえたいこ)

一重太鼓(ひとえだいこ)は、帯を結ぶ方法の一つで、特に女性の着物や浴衣においてよく使われます。名前の「一重」は一重に結ぶという意味で、「太鼓」は結んだ帯が太鼓に似ていることから来ています。

一重太鼓は、帯の一部を丸く折り畳んで形作り、その上から帯を巻き付けて結ぶ方法で、一般的に背中に太鼓の形がくるように結びます。形がシンプルで華やかさもあるため、カジュアルな場から半正式な場まで幅広いシーンで利用できます。

特に夏の浴衣に合わせて一重太鼓を結ぶことが多いですが、小紋や訪問着などの着物にも使えます。ただし、非常に正式な場や黒留袖には不適合で、その場合は他のより正式な結び方を選びます。

なお、一重太鼓を結ぶ際は、帯揚げと帯締めというアイテムが必要になります。帯揚げは帯の下に巻く布で、帯締めは帯を留めるための紐です。これらの色や素材を選ぶことで、着物とのコーディネートを楽しむことができます。